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【人事が伝授】アパレルのバイト、好印象/NGな志望動機と具体例を紹介

この記事のアドバイザー

未来ガ驚喜研究所/人事部 味村海渡
慶應義塾高等学校、米国セントラルアーカンソー大学を卒業後、外資系医療機器メーカーに入社。その後Webマーケティングを行う会社を経て、未来ガ驚喜研究所に入社。販売員、社長室を経て、現在は人事部で活躍。

この記事のアドバイザー

未来ガ驚喜研究所/人事部 松田美優
青山学院大学経営学部マーケティング学科を卒業後、2022年4月に未来ガ驚喜研究所に入社。
1年目としては異例の人事部に配属され、現在は長期インターン運営の責任者も兼任。

このサイトの運営者

株式会社未来ガ驚喜研究所
「RINKAN」「Archive Store」「ASKWATCH」「SEES BY RINKAN」など、複数の事業を展開するアパレル企業。
2023年3月の売上高は75.1億円で、アパレル業界では異例の例年増益増収を繰り返している。
サイト責任者:鈴木佑理

「アパレルで働きたい」と思い履歴書を書き始めたものの、「志望動機、どうしよう…。」と困ってしまう方は多いのではないでしょうか。

カッコいい理由じゃないと、印象が悪いかな。

そもそも印象が良い志望動機って?長さはどれくらい?

など、アパレルのバイトの志望動機に関する様々な悩みを持っている方のために、今回は「アパレルバイトの志望動機」について解説。

このサイトを運営するアパレル企業、未来ガ驚喜研究所の人事担当が「バイトの志望動機を書くためのステップ」「好印象な志望動機」「NGな志望動機」「志望動機の具体例」などの観点で解説していきます。

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目次

アパレルバイトの志望動機を書く3ステップ

アパレル業界のバイトの志望動機を魅力的に書く際には、自分の考えを整理し、具体的な理由を明確に伝えることが重要です。

ここでは、アパレルバイトの志望動機を書くための3つのステップについて解説していきます。

アパレルバイトの志望動機を書く3ステップ
  • アパレルで働きたい理由を明確にしよう
  • なぜ他ではなくそこを選ぶのかを明確にしよう
  • 文章構成は結論ファーストで、250文字以内で書こう

1. アパレルで働きたい理由を明確にしよう

まずは、なぜアパレル業界で働きたいのか、その理由を自分自身で明確にしましょう。

単に「服が好きだから」という理由だけでは不十分です。アパレル業界にはさまざまな職種があり、ファッションに関わる仕事は多岐にわたります。アパレルのバイトというと

また、もし「将来アパレル業界に就職したいから、その準備でアパレルで働きたい」の将来実現したい目標や夢は、そこを起点に掘り下げていくのも良いですね。

将来的にどのようなキャリアを築きたいのか、自分自身の成長にどのようにつながるのかを明確にすることで、より説得力のある志望動機を書くことができます。

2. なぜ他ではなくそこを選ぶのかを明確にしよう

次に、多くのアパレルブランドやショップがある中で、なぜ特定の企業を選んだのかを明確にしましょう。その企業の魅力や、自分にとっての価値を具体的に書き出すことが重要です。

たとえば、そのブランドのデザインやコンセプトに共感する、店舗の雰囲気やスタッフの接客が好きである、独自の教育制度やキャリアアップの機会が魅力的であるなど、自分なりの理由を見つけましょう。

また、自分がその企業でどのように貢献できるか、自分のスキルや経験がどのように活かせるかも考えるとよいでしょう。

3. 文章構成は結論ファーストで、250文字以内で書こう 

志望動機を書く際には「先に結論、その後に詳細や具体例を述べる」という構成で書くと、読み手に伝わりやすくなります。

まず結論として簡潔に志望動機を述べた上で、その後、詳細な理由や背景を説明。

最後に具体的なエピソードや経験を挙げることで、より説得力のある内容になるでしょう。

たとえば、以下のような文章構成では結論ファーストだと言えます。

アパレル業界での販売経験を活かして、貴社で活躍したいと考えています。
以前働いていたショップでは、お客様とのコミュニケーションを重視し、ニーズに合った提案を心がけていました。
貴社の接客方針やブランドイメージに共感しており、その一員として貢献できると確信しています。

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結論ファーストだと、最初の文を読んだ瞬間になんとなく概要が分かるので、その後の文章が頭に入ってきやすくなります!

好印象なアパレルバイトの志望動機3パターン

好印象な志望動機3パターン
  • 熱意が伝わる
  • 貢献できることが伝わる
  • 説明が具体的

1. 熱意が伝わる

アパレル業界は人手不足のショップが多く、熱意のある人材は常に求められています。

熱意のある人は、仕事に対して積極的に取り組み、高いパフォーマンスを発揮してくれる可能性が高く「しっかり働いてくれそう」と採用する側も思ってくれます。

また、熱意のある人はお客様にも良い印象を与え「売上にも貢献しそう」だと思われやすいです。

熱意の伝え方

ただ、単に「アパレルが好き」と言うだけでなく、なぜそのブランドやショップが好きなのかを具体的に説明することが大切です。

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「やる気はあります!」というだけなら誰でも出来てしまうので、「本当にやる気がありそう!」と思わせるような具体的なエピソードが必要です!


将来アパレル業界で働きたいという目標がある場合は、積極的に説明しましょう。

また、実際にショップに行った時のエピソードなどを盛り込むと、より熱意が伝わりやすくなります。

以下の様な表現だと、熱意が伝わりやすいでしょう。

貴店の個性的なデザインに惹かれて、長年愛用しています。特に、店員の方の丁寧な接客にいつも感動しており、私もそのような接客ができる販売員になりたいと思い、志望しました。

2. 貢献できることが伝わる

アパレルショップでは、売上を上げるために、スタッフ一人ひとりの貢献が重要。

あなたがどのようなスキルや経験を持っているのかを伝えることで、採用担当者に貢献できることをアピールできるでしょう。

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貢献できることを伝えることで、自分がそのショップにふさわしい人材であることを示すことができ、結果的に採用されやすくなります!

貢献できることの伝え方

貢献できることを伝えるときは、「自分ができること」と「求められていること」がかけ合わさるポイントを探しましょう。

例えばアパレル販売員なら、接客経験や語学力など。そのようなスキルがある場合は、自分がアパレルショップでどのように貢献できるのかを具体的に説明していきましょう。

学ぶ姿勢があることもアピールポイントになりますよ。

以前カフェでアルバイトをしていました。そこで培った接客スキルを活かして、お客様に気持ちよく買い物をしていただきたいです。また、現在は英語を勉強しており、将来的には外国人のお客様にも対応できるようになりたいです。

3.説明が具体的

具体的なエピソードを入れることで、熱意や真剣さがより伝わりやすくなります。応募するショップの特徴を理解していることもアピールポイントになります。

自分の個性や強みをアピールすることができます。

実際にショップに行った時のエピソードなどを盛り込みましょう。自分がそのショップで働きたいと思った理由を具体的に説明しましょう。

先日、貴店で初めてお買い物させていただいた際、店員の方の親切なアドバイスで、自分にぴったりの服を見つけることができました。その時の感動を忘れられず、私もお客様に喜んでいただけるような販売員になりたいと思い、志望しました。

アパレルバイトの志望動機のNG例

バイトの志望動機として、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

ここでは「志望動機のNG例」として、注意するべきポイントを3つ紹介していきます。

NGな志望動機3パターン
  • 理由が不明確
  • 自分の希望ばかり書く
  • 説明が具体的

理由が不明確

「とにかく働きたいから」といった不明確な理由で志望動機を書くのは避けましょう。

このような書き方では、応募者がそのアパレルブランドやショップに対してどのような関心を持っているのかが伝わらず、「何でも良いからとりあえずバイトがしたいのかな…?」という消極的な印象を与えてしまいます。

自分の希望ばかり書く

「土日は出られない」「この時間帯は出られない」といった自分の都合や希望ばかりを書くのも避けましょう。

アルバイトとはいえ、企業側も求める人材や業務に対する要件があります。

自分の希望ばかりを前面に出すと、柔軟性に欠ける印象を与えかねません。

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ここに関してはいろんな意見があると思います!

「希望に合わないところならそもそも働きたくない」というのももっともですが…
条件・希望については求人情報を見たうえで判断して、面接時はあまりガツガツ希望を伝えすぎないのが印象も良くバランスが良いかな、と思います。

他でも良い内容

「服が好きだから」「人と接するのが好きだから」といった一般的な理由は、他のアパレルブランドやショップにも当てはまる内容です。

このような志望動機では、なぜ特定の企業を選んだのかが明確にならず、応募者の熱意や興味が伝わりにくくなります。

その企業ならではの魅力や、自分が貢献できる点を具体的に示すことが重要です。

アパレルのよくある志望動機5パターン

アパレル業界でバイトをする際によく見られる志望動機の例を紹介します。

これらの例を参考にしながら、自分なりの志望動機を考えてみましょう。

アパレルのバイトでよくある志望動機5パターン
  • 服が好きで、好きなことに携わりたいから
  • 稼ぎたい
  • 人と接する仕事がしたい・接客が好き
  • 自分らしく働けるから
  • そのブランド・ショップが好きだから

1. 服が好きで、好きなことに携わりたいから

これはもっともよくある志望動機です。

ただし、「服が好き」という理由だけでは「どのアパレルブランドやショップでも良い」という印象を与えかねません。

なぜ応募先のブランドやショップで働きたいのか、その魅力や自分との関連性を明確に示しましょう。

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服が好き→アパレルは王道ゆえに驚きが無いので、「なぜ服が好きなのか」「どれほど好きなのか」を詳しく述べられるようにしたうえで、応募先でどう活かせるかまで伝えられると良いですね!

2. 稼ぎたい

稼ぎたいという理由は正直であり、決して悪いことではありません。しかし、何のために稼ぎたいのか、その背景を説明することが重要です。

例えば、学費や生活費のため、将来の夢の実現のためなど、具体的な目的を示すことで、より説得力のある志望動機となります。

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実際、バイトをする理由のほとんどは「稼ぎたい」が正直なところだと思います。

無理にきれいごとを言う必要はないですが、「なぜ稼ぎたいか」を言われたときにきちんと答えられるよう、掘り下げて考えておきましょう。

ただ、「稼ぎたい」は「バイトをする理由」にはなりますが、「なぜそこで働きたいか」の説明にはなりません。

「バイトをするうえで、なぜそこに応募するのか」もきちんと掘り下げて言語化しておきましょう。

3. 人と接する仕事がしたい・接客が好き

接客業としてアパレルバイトに魅力を感じることも多いです。

その場合、人と接することのどんな点が好きなのか、具体的なエピソードや経験を交えて説明すると良いでしょう。

また、そのブランドやショップならではの接客スタイルに惹かれた理由も加えると、より説得力が増します。

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「人と接する仕事がしたい。接客が好き。」だけだと接客業はすべて当てはまってしまいます。
「なぜ接客業はたくさんある中で、アパレルなのか。なぜアパレルの中で応募先なのか」まできちんと掘り下げておきましょう!

4. 自分らしく働けるから

アパレル業界は比較的服装や髪型に寛容な場合が多いです。

そのため、自分のスタイルを大切にしながら働けることを志望動機とするのも一つの方法です。

ただし、あくまで接客業であることを忘れずに、清潔感やお客様への配慮も大切にすることが重要なため「アパレル=見た目は何でもよい」ではないことに注意しましょう。

5. そのブランド・ショップが好きだから

特定のブランドやショップのファンとして、そこで働きたいというのも良い志望動機です。その場合、どのような点が好きなのか、具体的に説明することが大切です。

また、自分がそのブランドやショップで働くことで、どのように貢献できるかも考えておくと良いでしょう。

【例文】アパレル未経験者の場合

アパレル未経験者の応募に対して、採用側が気になること

アパレル業界が未経験の方から応募があった時には、人事は以下の様な事が気になります。

  • なんでアパレルに応募しようと思ったんだろう。
  • (特に接客業未経験の場合) お客さんとちゃんと話せるかな。

できれば、志望動機の中でこれら「人事が気になること」が解消できるようにしておくと良いでしょう。

【例文①】アパレル未経験者の志望動機:接客業の経験なし

以前より利用させていただいている貴店でアルバイトとして働きたいと考え、応募いたしました。

私は大学2年生で、ファッションが大好きで、特に貴店の個性的なデザインにずっと惹かれていました。

将来はアパレル業界で働きたいと考えており、そのための第一歩として、貴店で販売員の経験を積みたいと思い応募しました。

接客業の経験はありませんが、お客様に喜んでいただけるよう、熱意を持って接客に努めます。

【例文②】アパレル未経験者の志望動機:接客業は経験あり

以前利用させていただいた際の接客に感動した貴店でアルバイトとして働きたいと思い、応募いたしました。

私は大学3年生で、以前カフェでアルバイトをしていました。人と接することが好きで、ファッションにも興味があったため、アパレル業界で働いてみようと考えました。

以前貴店に行った際、店員の方の丁寧な接客にとても感動しました。

私もお客様に寄り添い、一人ひとりに合った商品を提案できるような販売員になりたいと思い、貴店を志望しました。

【例文③】アパレル未経験者の志望動機:将来の夢のため

私は大学1年生で、将来アパレル業界で働きたいという夢があります。

学費を稼ぎつつ、その夢に近づくために、販売員の経験を積みたいと思い応募しました。

ファッションが大好きで、常に最新のトレンドをチェックし、自分なりのスタイルを追求しています。また、人と接することが好きで、お客様に喜んでもらえるよう、丁寧な接客を心がけたいと思います。

貴店は、私が好きなブランドを取り扱っており、店員の方の接客もとても丁寧で、いつも気持ちよく買い物をさせていただいています。私も貴店で働くことで、お客様に喜んでいただけるよう、努力いたします。

【例文】アパレル経験者の場合

アパレル経験者の応募に対して、採用側が気になること

アパレル業界が未経験の方から応募があった時には、採用側は以下の様な事が気になります。

  • なんで前のバイト先は辞めたんだろう。
  • (特に接客業未経験の場合) お客さんとちゃんと話せるかな。

この2点については、志望動機の中で説明するというよりは「面接の際に聞かれたら答える」になる場合も多いかと思います。

履歴書に記載する志望動機の中では「話の流れ的に必要であれば触れる」程度で問題ありません。

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経験者の場合、採用側としても「前のところで何か問題があって辞めたとかではないかな…?」と少し不安に思うので、「前のバイト先を辞めた理由」はちゃんと答えられるようにしておきましょう!

【例文①】アパレル経験者の志望動機

私は大学2年生で、ファッションが大好きで、以前もアパレルショップでアルバイトをしていました。

将来はアパレル業界で働きたいと考えており、販売員の経験を積むために、再びアパレルショップで働きたいと思い、貴店に応募いたしました。

貴店は、私が好きなブランドを取り扱っており、店員の方の接客もとても丁寧で、いつも気持ちよく買い物をさせていただいています。

私も貴店で働くことで、お客様に喜んでいただけるような接客をしたいと考えております。

【例文②】アパレル経験者の志望動機

私は以前もアパレルショップでアルバイトをしていました。しかし、引っ越しすることになり、バイト先を変えなければならなくなったため、貴店に応募いたしました。

貴店は、私が好きなブランドばかりを取り扱っており、以前から気になっていました。実際に店舗に行った際、店員の方の丁寧な接客にとても感動しました。

私も貴店で働くことで、お客様に喜んでいただけるような接客をしたいと考えております。

以前のアルバイト先では、売り上げで常にトップになるほど、熱心に仕事に取り組んでいました。貴店でも、持ち前の明るさと積極性を活かして、貢献できるよう努力いたします。

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未来ガ驚喜研究所は2006年に設立されたアパレル企業。
「RINKAN」「Archive Store」「ASKWATCH」「SEES BY RINKAN」の4つの事業を展開しています。

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